Kilalaマガジン8年を振り返りました Kilalaメディアの原点であり日本とベトナムの架け橋となっている雑誌Kilalaマガジンは2013年10月23日に第一号を発行しました。創刊1号の発行にあたっては当時の創刊メンバーと半年以上を掛け企画からコンテンツやデザインをどうするかなど多くの事を話し合いました。何せやっていることが目新しく、事例もサンプルも無い、そして成功事例の皆無に等しい「現地語メディア」の誕生に向け、みんな目を輝かせ雲を掴む話に議論を戦わせたことを思い出します。それでもやはりこれまでにないベトナム語の日本情報メディアということで、恐怖よりも楽しい将来像しか浮かばなかった記憶があります。 そして、創刊。しかし、やはり難しかった。。。 表紙や中身は日本の情報誌のような体裁。表紙をイラストにすることで他の雑誌との差別化を図りました。そして、これが現地日系企業のOLに刺さらなかったのです。とても残念でした。
なんと、「イラストは子供の読む本でしょ」、くらいのかなりざっくりな反応であり、中も開かないという現実でした。そういえばそうですよね、表紙が子供っぽいと思われるのに、本文を開くとそこには日立さんとかパナソニックビューティーのドライヤーなど大人向けの綺麗な広告が載っている。それはそれでかなりアンバランスだったなと反省しました。それから年々日本の倍以上のスピードで発展するベトナムに追いつくというか我々の雑誌にベトナム人新中間富裕層や学生が追いついてくうるというか、なかなかマッチングの難しい年月を過ごしつつやっと双方の折り合いが付いたのが2019年頃だったと思います。
やっと目指す形の体裁、コンテンツ、デザインが揃って来たなとホッとしたのに今度は新型コロナです。また、ここで立ち止まらなければならなくなりました。 途中をかなりはしょった回想となりましたが、こんな綱渡りの現地語メディアです。
2019年度の日本タウン誌・フリーペーパー大賞のインバウンド部門で優秀賞を受賞しました。 これからも、その時その時に瞬時に対応できるように心がけ少しでも長く継続していく所存です。そして、皆様のベトナムとの懸け橋を目指して微力を尽くしますので、今後ともご支援をよろしくお願いいたします。 Kilalaメディア編集部 Kilalaマガジンの詳細はこちら |