こんにちはKilalaベトナムの笠戸です。 いきなりですがこのニュースレターを始めたきっかけを振り返ってみると、ホーチミン市内のコロナ感染第4波が拡大し始めた6月中旬。営業にも出れなくなり商談もオンラインが増えてきたことで皆様との生のコミュニケーションの機会が減った時期でした。オフィスに座っているのが苦手ですが外を彷徨くこともできない。そんな中だったのでちょっとニュースでも発信してみようとなりました。 毎週大したネタもなくメールが届いた方々には迷惑だろうなと思うのですが、どうかかなりお暇な時にでもご覧いただければ嬉しいかぎりです。 とまずはいつもお付き合いいただき御礼申し上げます。 さて、現在のベトナムの様子をお伝えいたします。皆さんの想像通りかもしれませんが、予定通りホーチミンを中心とした南部地域のコロナ感染者は毎日5000人前後の新規感染者で推移中です。 少し様子が変わってきたのはこれまで優等生だったハノイなど北部でも感染者が増え始めていることでしょうか。(全国合計は日計8000人強で推移しています) そこで思うのは再度のロックダウンがあるのかどうかです。 これについても有り無しのご意見は50/50のようですが、ロックダウンしたくない理由が国民生活の逼迫だということです。そして、これまでは影響を受けるのは低所得者層(工場のワーカーさんを含む)のように言われていました。 しかし、実は政府系企業で働く人達もその収入は大幅にカットされ困っているようです。 元々この種の人達は基本給は低めです。その分いろんな手当により高給となっています。それがロックダウン期間中の4ヶ月余りの間は基本給だけとなっていたようです。 従って、さらなるロックダウンにはこのような人達からの反発あるだろうと思われますので、感染者が増えてもロックダウンになる可能性は低くなっていると考えられます。 その上、今のところまだレストランでのアルコール販売は解禁されていませんが、これも夜9時までの制限下で解除する方向で政府は検討中のようです。 ウィズコロナでの社会生活回復に向かう動きはこのまま進みそうです。 逆に市中の感染者はまだまだ減りそうにないので、市民の除菌・殺菌の意識は恐ろしく高くなっているようです。 こうなると日本の鎖国政策によるデルタ株死滅か!?ではないですが、ベトナムも国境を解放するにはまだまだ時間がかかりそうです。 毎週同じような話で恐縮ですが、今週もKilalaニュースをご覧ください。
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