こんにちはKilalaベトナムの笠戸です。 本日は先週3月15日から入国緩和したベトナムの現状をお伝えいたします。 というのも、弊社のお客様からもベトナムへ行きたいや行こうと思うのでスケジュールはどうかなどの問い合わせがポツポツですが出始めているからです。 とはいえ旅行業界的には流石にたった1週間でもろ手を上げて喜べるまでには至っていません。 主な理由は感染の危惧とまだまだ緩和に時間の掛かっている陰性チェックによるところが多いからのようです。 加えて、日系航空各社もGWが明けるまではパッケージ旅行用の座席は販売しないことにしているようで旅行会社が商品を販売し始めるのは6月頃からではないかと言われているようです。 従って、このニュースをお読みいただいている皆様のようにベトナムにはご出張でお越しになる予定の方々だけが旅行会社さんには相談をされているような状況とうかがいました。 ビジネス渡航予定の皆様はすでにいろんな情報源でご存知と思いますが、それでも「でも、そこってどうなってる?」と思いそうな部分だけを抜き出してお伝えしたいと思います。 ①入国に必要な書類: ベトナムへの入国について、15日以内の渡航であればノービザとなりましたので、ベトナム到着の72時間前以内に受けたPCR検査の陰性証明書だけが必要です。 加えて、健康申告が必要ですが、これについては出発時の日本の各空港チェックイン時にベトナム入国時に必要な健康申告のウェブフォームへの必要事項入力の案内があると思います。 ②PCR検査: 入国後は特に自主隔離もありませんので、健康観察は自身にて行うだけということになりますが、ベトナム出国前にPCR検査がありますので、ここで陽性となると出国が出来なくなる恐れがあることをご承知ください。つまり、陽性になると予定したスケジュールが大きく狂うということです。 ③帰国後の行動制限: 日本への帰国後について、ワクチン接種を3回以上済ませている方は国の指定の3日間(実際には到着日を数えないので4日間)隔離を選択する必要はなく、自宅などでの自主隔離での経過観察だけで良いとなっていますが、PCRの陰性証明を受けないといけないなどの手続きが生じます。 以上が、現在のベトナム渡航を検討する上での注意点だろうと思います。 もう一つの話題はやはりロシアが実行している酷い侵略戦争によるインフレです。 現在はガソリンなどの値上げによる生活インフラへの負担増だけですが、長引く様相から懸念が広がっているのは4月以降の各輸入品の値上げです。 特にベトナムはまだまだ不動産開発も盛んに行われていますので、建設資材の高騰による開発会社の建設不履行などが起こってくると一気に景気後退する可能性があり慎重に見守る必要があると思われます。 日本的には3月は年度末です。来週は2021年度の業務などを振り返りたいと思います。 それでは今週もKilalaニュースをご覧ください。 |