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Kilala 週刊ニュース 2022年4月19日

[Kilala週刊ニュースレターVOL.41]地域別最低賃金、7月1日から6%引き上げへ

[Kilala週間ニュースレターVOL.41]地域別最低賃金、7月1日から6%引き上げへ

2022年4月19日

Vol 41

こんにちはKilalaベトナムの笠戸です。

東南アジア域内の渡航が活発化しております。

先週もバンコクにいる駐在の友人がベトナムに出張してきて食事をする機会があったので状況を伺いましたが、バンコクは入国もスムーズで、到着後の隔離はホテルで1泊だけなようです。その1泊も到着後の結果が夜出て実質ゼロ日という感じともおっしゃっていました。

ベトナムへの入国も空港が混み始めていますが以前の入国とさほど変わりなくなっています。

シンガポールにおいてもコロナ前と同じく入国には30分程度とのことでした。

それに対して日本。先週末弊社役員が帰国した際には、成田到着からロビーに出るまで3時間半掛かったとうかがいました。

中国もそうですが、コロナ封じ込め策をやっているとどんどん世界から経済的に離されていくのではないかと心配になります。

さて、ベトナム国内の経済状況ですが、飲食業はまだ完全に復活できていませんが一般消費財や不動産マーケットは堅調さを取り戻しているようです。

とある日系メーカーさんはこの2年間新商品が出せなかったので今年は50アイテム以上の新商品やリニューアル商品を出す予定と景気のいい話をされていました。

不動産においては、手抜き工事の新築物件もあるようなので、良し悪しを慎重に見極めることが重要なようですが、日系不動産開発も引き続き盛んになっていますので、日系オーナーの安心感のある物件も増えそうです。

円安で海外投資には不向きな時期ですが、投資をお考えの方にはまだまだ不動産価格は上がる面もありますので、専門の会社にご相談されてはいかがでしょうか。

最後に皆さま方が思っているであろうベトナムの人々はウクライナ問題をどう思っているんだろうについて、お伝えしたいと思います。

白人社会では概ねロシア非難ですが、ベトナムもウクライナと同じように長きに渡り中国との国境問題に対峙してきた歴史があります。その歴史的経緯からでしょうか、若者も含めウクライナ支持は大勢ではありません。

これはベトナムがこれまで中国の侵略に耐えてきた歴史があるのかもしれませんが、大国に対して刃向かったウクライナの大統領が悪いという感覚を持っています。

そして、その原因はウクライナがNATOに加盟しようとしたからだという認識であり、ロシアが怒るのも無理はないという納得のし方だそうです。

残念ながら先進7か国が世界を牽引する世の中はすでに終わっているようです。エネルギー資源を持つ国に加え専横主義が実権を握る世の中となってきています。

それでも、出来るだけ日本人らしくある程度は節度とルールを守りながら生きていきたいと思います。

それでは今週もKilalaニュースをご覧ください。


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