こんにちはKilalaベトナムの笠戸です。 引っ越ししたオフィスも大分慣れてきました。スタッフも落ち着いて働けるようになってきたと思われる今日この頃です。 さて、本日のコメントも先週に引き続きサッカーの話題です。 というのも一昨日の日曜日に行われたSEA Games(2年に一度開催される東南アジアオリンピック)でベトナムU-23代表が前回に続き2大会連続優勝を飾ったからです。 いろんな意味で大変盛り上がった今回の優勝ですが、ベトナム市民のお祝いのためのバイク・フーリガンはコロナ禍で2年以上叶わなかった市内の幹線道路を埋め尽くす行為が叶い大騒ぎ出来たことなど、益々の国威発揚を後押しするに十分な効果があったのではないでしょうか。 私も過去に何度かこのような道路を埋め尽くすバイクの群れに阻まれ、車も通れず、タクシーも載せてくれず、セオムも無くなり、結局2km程度の距離を1時間以上掛けて歩いて帰った記憶が蘇り懐かしく思い出しました。 そんなベトナムのサッカー事情でいつも思い出すのが、2002年に横浜FCによるベトナムU-23代表との親善試合実現のため交渉をしたベトナムサッカー協会代表団との会議の時のコメントです。 その時ベトナムサッカー協会代表は、「ベトナムサッカーはこれから国を挙げて代表チームの強化に取り組んでいきます、そして50年後には当地ベトナムでワールドカップサッカーの開催を目指しています。」と語りました。私はサッカーの事はよくわからないので、ほうほうと何気なく聞いていたのですが、同席していた横浜FCフロントマネージャーの田部氏が、「ベトナムは意外にまともだなぁ、30年後とか言えばその程度かと思ったけど、50年後というところは現実的だね。」とおっしゃいました。 それから20年、ベトナム代表の試合を見るたびにその言葉がいつも頭に浮かびます。 何故なら、あまり早く昇りつめるとタイのように早く下降してしまうのではないかと恐れるからです。まだまだハングリーに苦労していかないとあと30年後のワールドカップ開催は難しくなるのではないかと。(でも、今の時代ではこの考え自体が無駄かもしれませんが(笑)) とはいえ、ベトナムサッカーは確実にレベルを挙げています。また、私が大好きなゴルフにおいてもベトナムゴルフ協会も出来、着実に若手のレベルが上がっています。 元々運動能力の高い国民だと思いますし、高所得層の子息はすでにアメリカなどへゴルフ留学も始まっています。 スポーツの世界でも今後皆さんがニュース等でベトナム選手の名前を聞く日は近いかも、乞うご期待! (ベトナムゴルフ事情はまたいずれ) それでは今週もKilalaニュースをご覧ください。 |